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Palmeso Times
<本号の話題>
◆思いつくままに:1つ大きな夢が叶った年でした
◆少し役に立つこと:
アルミ基材表面にポリアミドイミドコートにおける工程不良原因の探索
~課題解決シリーズその11~
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◆思いつくままに
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<1つ大きな夢が叶った年でした>
執筆:パルメソの炭治郎 石附尚
今年もいろいろありましたが、1つ大きな夢が叶った年でした。
なんと、35年ぶりにバイクを持つことができました。
ずーっとまた乗りたいなぁ~と思っていて、でも家族は大反対。
長年ほのめかしてはきましたが押し通すことはできず歳を取るばかり。
腰が痛くなる頻度も増えたり体力の衰えも実感したり・・・。
そんなある日、「体が動くうちにバイクに乗りたいな~」と
無意識に小声で言ってしまっていました。
そしたら次の瞬間、
「じゃ~(間が開いて)、買えば(仕方ないという顔)」。
えっ!、奇跡が起きました。耳を疑いました。
思わず「いいの?」と聞き返そうとしましたがグッと飲み込んで、
落ち着いた声で「そうだね、そうしようかな」と返しました。
心の中は長岡大花火のフェニックスが打ち上げ開始していました。
車種は体力と車検を考えて250CCで車重も軽い
オフロードバイク「ホンダさんのCRF250LS」にしました。
新潟県は未舗装林道がほとんどなくなったことにびっくり。
お盆休みに新潟の笹ヶ峰キャンプ場から長野県小谷温泉の間の
林道を楽しんできました。
皆さん良い林道があったら是非教えてください。
暑さ、お尻と腰の痛さも味わいとして
無理せずなるべく長く楽しみたいと思います。
ということで今年は良い年になりました。
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◆少し役に立つこと
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皆様の抱えている課題解決にMSE試験利用効果の参考になればと
~課題解決シリーズ~
と題して具体的事例を題材に紹介していきます。
<アルミ基材表面にポリアミドイミドコートにおける工程不良原因の探索>
~課題解決シリーズその11~
執筆:パルメソの小野田坂道こと田村敏則
お客様からの依頼でポリアミドイミドのコーティングにおいて
生産プロセスの違いで摺動試験後に界面から剥離が生じるものがある。
剥離するものとしないものの違いを精密強さ分布から
究明できないかとの相談を受けました。
そこで剥離するとしないサンプルを対象にMSE試験での調査を試みました。
界面部を精密に且つ差の拡大を狙って、試験条件は球形シリカ粒子を選択し
高分解能になる試験条件を設定してポリイミドアミドから界面
そして基材アルミ表面までの連続した精密な強さ分布を取得しました。
発見された事実の1として剥離有り無し共に取得された強さ分布は
界面部分の強弱分布が激しく振動があることがわかりました。
両者の界面部分の差をよく観察すると、
強弱振動の中にも剥離するものが剥離しないものに比べて
弱いピークが立っていることが判明しました。
この弱いピークの差が剥離する・しないの閾値を決めていると判断されました。
発見された事実の2としてポリイミドアミドの強さ自体に
強さの差があることがわかりました。
ポリイミドアミド自体の強度が弱い方が剥離しやすいサンプルであることから、
コート膜自体の弱さに加えて膜強さと界面弱いピークとの差が大きくなると
そこに剥離応力の集中が起こり剥離しやすくなると判断されました。
お客様からは、製造プロセスの違いによるコーティング表層、
界面の違いを定量化して見ることができる良い評価方法である。
今回の2つの知見からプロセス違いで温度などの差があり、
改善の方向性が見えて大変助かりましたとのお言葉をいただきました。
≪これまでの課題解決シリーズ≫
〇その10 非結晶樹脂の最表面ナノレベルの強さ変化の探索
https://palmeso.co.jp/backnumber/archives/124
○その9 ABSの耐候性試験による劣化変化の評価
https://palmeso.co.jp/backnumber/archives/112
○その8 鋼板上の2層塗膜 焼き付け条件違いの塗膜強さ
https://palmeso.co.jp/backnumber/archives/109