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Palmeso Times

Vol.085 マレー語のご紹介/エロージョン手法

<本号の話題>
◆思いつくままに:マレー語のご紹介
◆少し役に立つこと:エロージョン手法
 
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 コラム: 思いつくままに
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<マレー語のご紹介>
 
私は現在パルメソの唯一の外国人社員で、出身はマレーシアです。
マレーシアは高温多湿の南国ですが、
最近の日本の夏の暑さに比べると実は涼しく感じます(笑)

マレーシアの位置はややこしく思われがちですが、
マレー半島とボルネオ島の2つでマレーシアを構成しています。
 
多民族国家で家族構成により言葉が違うという面白い文化があります。
公用語としてはマレー語ですが、
その他にも、英語、中国語、タミル語とバラエティ豊かな言語が飛び交います。
マレー語はアルファベットからできた言葉で英語と同じ文法です。
なんとインドネシア語とも通じるのです。
最近は英語と混ぜてマレー語をしゃべっているマレーシア人が大勢います。
ちなみに自分は日本語混ぜのマレー語をしゃべっています(笑)
 
日常会話によく使われるマレー語をご紹介すると、
 
   Selamat Pagi(セラマット パギ):おはようございます。
   Terima Kasih(テリマ カセ)  :ありがとうございます。
   Itu (イテュ)  :それ
   Ini (イニ)   :これ
   Hari Ini (ハリ イニ):今日
   Esok (エソック) :明日
   Saya (サヤ)  :僕
   Kamu(カム)  :あなた
 
といったものがあります。
そのぐらい喋れるとマレーシアやインドネシアに観光した時に便利になると思います。
以上今回の紹介です。
 
ちなみに、今週8月1日~3日まで長岡祭りが開催されます。
駅前に道路が封鎖されてイベントがいっぱいです。
2、3日目の夕方からは長岡大花火大会が開始されますが
この花火大会は日本三大花火大会として外国にもよく知られてます。
チャンスがあればぜひおいでください。
 
>>パルメソのベイマックス
 
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 コラム:少し役に立つこと
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<MSE試験のエロージョン手法>
 
MSE試験装置における材料のエロージョン手法
(パルメソでは投射力と呼ぶ)について、
装置を製造する立場からほんの少し紹介したいと思います。
 
すでにご存じの方もいるかと思いますが、MSE試験は微粒子を純水と
混合したスラリーをエアーの力で加速させて試料表面にぶつけることで
試料表面から深さ方向にエロージョンさせていきます。
 
エロージョン速度は標準条件で決まっていますが、より高分解能や
エロージョンしやすい材料、その反対にエロージョンしにくい材料の
場合はエロージョン速度を変更します。
エロ―ジョン速度をコントロールする“投射力”を変えるには
投射条件 → 投射時の“エアー流量”と“スラリー流量”の組み合わせと
なっており、これらを変更することで成り立っています。
試験装置MSE-A203は、エアーとスラリーの流量を各圧力機器で
コントロールしている為、流量を変える際には、
ノズルエアー圧力とノズルスラリー圧力を変更して調整を行います。
 
MSE試験では、スラリー流量は一定値にて固定(125ml/min)となっていますので
エアー流量を大きくするほど投射力は強く(エロージョン大)なり
エアー流量が小さければ投射力は弱く(エロージョン小)なります。
これらを駆使し同一の材料にて評価するとして
投射力を弱く設定することで内部を細かく(高分解能)見ることができ
逆に投射力を強く設定すると大まか(低分解能)になります。
 
試験装置ではスラリー内の粒子量をgとして換算していますので、
1回の投射量を設定して、それを繰り返し何回行うかの条件も設定します。
例えば、表面から3μmまでは20g×1回でショートカットして
見たい部分の深さまでいき、そこから0.5g×100回といった
ステップも設定でき、評価時間の短縮につながります。
 
一部ではありますが、エロージョン手法の紹介でした。
 
○MSE試験 技術解説
 https://palmeso.co.jp/mse/td/
○MSE試験 ホームページ
 https://palmeso.co.jp/mse/
○MSE試験 事例閲覧
 https://palmeso.co.jp/mse/view_cases/
 
>>ダナゾ 佐藤

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