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Palmeso Times

Vol.001 赤い車は…/材料の強さや性格

本号の話題

◇リニューアルのご挨拶
◇思いつくままに :赤い車は・・・
◇少し役に立つこと:材料の強さや性格

メルマガのリニューアルに当たりご挨拶いたします。

新型コロナウイルスは未知の感染症で世の中に大きな衝撃を与えています。
「正しく恐れて対処しましょう」と政府は言っています。
ではどの様に企業は立ち向かえばよいのか・・・。

そこで立ち向かう術の一つとして、弊社は面白いメルマガを発信することにしました。
笑って、ほっこり、少し役に立つ・・なら御の字です。大いに批評ください。

小さな会社ですが立地している地元長岡や新潟の情報だったり、
少しは努力してきたMSE試験やPERET研磨の情報だったり、いろいろなことを発信していきます。
リクエストも受け付けますよ~。

期待せずに期待してください。

          とりあえず親方 松原 亨 でした。

コラム:思いつくままに

<赤い車は・・・>

今日からメルマガを担当する中林です。
定年退職となり第2の人生をこの会社(パルメソ)で過ごしております。とは言っても、まだ1か月が過ぎたばかりです。

今までと大きく変わったのが、まずは通勤になります。前は会社のバスに乗って通勤していました。
今はマイカーでの通勤となり、春の陽気のもと40分弱のドライブを楽しんでいます。

この車は2年前に購入しました。
子どもがUターンで地元に戻ってきたとき、子供の通勤(私は普段使わないため)にも使えるようにと、
思いきって買い換えました。
車種(デミオ)はすぐに決まったものの、色については子どもにこだわりがあるらしく「赤」に決定しました。

再就職が決まり、マイカーで通勤することになったとき、子どもから「デミオで通勤していいよ」と言われました。
初出勤の日はデミオで颯爽と出かけ、家に帰ったとき子どもから
「誕生日おめでとう、赤いチャンチャンコは無いよ」と言われ、はたと気づきました。

以前、NHKの朝ドラ「半分青い」で主人公が生まれた病院の女医さんが
「赤いチャンチャンコは年より臭いから、代わりに赤いスポーツカーを買った」
というのを思い出しました。

子どもにその意図があったのかはわかりませんが、私の赤いチャンチャンコは赤い車となりました。

          赤い車のチャンチャンコ:中林浩一

コラム:少し役に立つこと

<材料の強さや性格>

材料の強さや性格を示す試験(機械的特性試験という)は目的に合わせてたくさん種類があります。

代表的には
引きのばしにくさの試験・・・引張強さという
曲げにくさの試験・・・・・・曲げ強さという
変形しにくさの試験・・・・・硬さという
折れにくさの試験・・・・・・抗折強さや靭性強さという
これらの強さは破壊するところまで見ることによって成り立っています。

自動車や飛行機またロケットなどは、この試験をもとに実用化されたことで大きく社会に貢献しています。
(人間も同じような評価されるのかな~)

技術の進化が進み、モノづくりがミクロン(1000分の1ミリ)や
ナノ(1000分の1ミクロン)と目で見えない世界を扱うようになってきています。
そこでも強さの確認をしないとモノになりません。
(結果オーライ・・専門的には経験的エビデンスという・・・もありますが)

残念ながらこの精密な領域になると、強さを測る良い試験法がなくなってきます。
現在は、同じ試験でも実際の「ブツ」を壊す試験で確認する方法がとられています。

しかし、製品や技術をより進化するには、材料自体の強度を確たる方法で測らないといけません。
進化するにはまず因果関係(ああなればこうなる関係)を調べ、その先を予測する(外挿するといいます)方法で行われます。
同じことを可視化するとも言いますね。

でも、少しは光があります。
押し込み試験(押し込んで変形具合を見る[インデンテーションという])はナノメートルを実現しています。
また、研究レベルでは引張や曲げでもナノメートルを対象にしたものがあります。
超専門的には原子レベルの結合から強度を予測したりしますが、実際の材料は欠陥などが含まれ、やはり実試験が望まれています。

ここから少し宣伝です。・・・すみません
MSE(スラリージェットエロージョン)試験法を開発しました。
最高分解能(分解能は精度ではありません)は10ナノくらいかな~
最大の特徴は、試験表面から内部の深さまで連続した強さ分布が取れることです。
材料強さの「お肌特性」を取得できます。

興味ある方は一度下記のホームページを覗いてみてください。
https://palmeso.co.jp/mse/

材料の強さ特性を「見える化」「数値化」に使ってみてください。
頭の中で「アハ体験」出来たら正解になります。

未来の強い願望として
~材料の進化に役立てられたら~
~シミュレーションの基礎データになれたら~
と考えます。

今後継続して情報発信させていただきます。

          とりあえず親方 松原 亨 でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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