メールマガジン

＜本号の話題＞
◆思いつくままに：ガンダムを通じて、自己紹介
◆少し役に立つこと：薄膜の断面材質分布と強さ分布は同じか
　　
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　コラム： 思いつくままに
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＜ガンダムを通じて、自己紹介＞
　
昨年8月に入社した、トランザム加藤と申します。
私はガンダムがきっかけとなり、モノづくりの道に進みました。
子供の頃に偶然、ガンダムSEEDがTVで放送されているのを見て、
主人公キラが争うことに苦悩しながら、立ち向かうシーンに感動したことや
巨大ロボット（MS）の戦闘シーンに興奮をしたことを覚えています。
その興奮冷めないまま、当時の私は祖父に強請って、
主人公のストライクガンダムのガンプラを買ってもらいました。
このガンプラを時間かけながらも完成させたことがきっかけで、
モノづくりの楽しさに気づき、その道に進んだと思っています。
パルメソの材料強度試験が関わって、いつの日か、
リアル世界でガンダムに使われるようになったら感慨無量です。
　
最近の私の楽しみは、
日曜17:00から放送されている「ガンダム水星の魔女」です。
この作品の魅力は、これまでのガンダム作品と大きく異なり、
主人公が女性（今回初！）でありながら、序盤から戦闘慣れしているため
物語の展開が速いというところでしょうか。
まだ1クール目なので、（計2クール）これからの物語に期待しています！
　
5年ぶりのガンダムTVアニメ化に歓喜し、
久しぶりにガンプラを作りたくなりました。
水星の魔女で主人公が乗る、エアリアルを求めて
住んでいる柏崎市で店を探しましたが見つかりません。
いろんな店を覘いてもどこも売り切れ。人気高すぎです！（笑）
長岡市の某所でようやくお目当てのガンプラを入手することができました。
半ばあきらめていましたので入手できたのは幸運でした。
今後、私のコラムで、素人ながらガンプラの塗装について、
雑談交じりで話していけたらと思っています。
　
＞＞トランザム加藤
　
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　コラム：少し役に立つこと
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＜薄膜の断面材質分布と強さ分布は同じか＞
　
薄膜は単層であれ、多層であれ膜構成の分析は断面のSEMやEDX
又はFT-IRなどで行われ膜厚等も計測されます。
対してMSE試験で取得した連続強さ分布の強弱深さ位置は
SEM等で観察した各層の深さと一致しますかという質問は良く受けます。
その裏は材質の深さ分布とMSE強度分布を比較するとそれなりに差が
あることによる疑問、すなわち深さ精度は信頼できますかとの意味になります。
一般的には材質には一定の強さがあると頭に刷り込まれていて、
イメージと異なるための疑問質問です。
　
確かに教科書的には材質が決まるとその強さも決まるとありますが、
しかし薄膜や界面になるとプロセス違いや相関反応などで
予定通りにはなっていない現実があります。
そのような理由のためあえて強さ試験が必要なのですが・・・。
　
MSE試験の深さ計測の精度には自信があります。
よってMSE強さの分布は正しく表示されていると確信的にいえます。
材質分布の膜厚や深さとMSE強さの違い問題は薄くなるほどに発生が見られ、
例えば界面は非常に薄いはずですが強さで見るとかなり厚かったり、
薄膜施工後の膜直下の基材は強いはずなのに弱い界面のような
それなりの厚さで弱い界面層のような分布が見られていたりします。
SEM等の断面材質分布とは大きくずれています。
　
おそらく蒸着などによる変質層の発生や塗布などによる
化学反応などの変化が発生した結果と想定されます。
また、樹脂等の場合は未反応な発生部があり、材質は同じであるが強さが
大きく異なって弱い下面のような分布の存在が確認されることもあります。
まさに強さは強さ尺度で測ってみないとわからない典型例になります。
MSE試験で測ることをぜひお勧めします。
　
MSE試験ホームページ
https://palmeso.co.jp/mse/
　
＞＞とりあえず親方　松原亨