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Palmeso Times

Vol.075 クルミは何処へ /MSE試験装置納品時には

<本号の話題>
◆思いつくままに:クルミは何処へ
◆少し役に立つこと:MSE試験装置納品時には
  
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 コラム: 思いつくままに
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<クルミは何処へ>
 
山菜を採るようになって5年程経ちますが
未だにゼンマイと鬼ワラビの見分けがつかない自分です。
 
ひと時、魚は切り身が海を泳いでいる、野菜は木になると思っている
子供がたくさん(といっても一部だと思いますが)いるということが
話題になったことがありました。
しかし、自分も大人になるまで落花生がどのようにできるのか知らず、
真実を知ってそんな植物があるのだと驚いたものです。
 
少し前の話ですが、栗拾いに誘われて山に行ってきました。
残念ながらちょっと早かったようでイガのほとんどはまだ緑色でした。
次の機会とし、クルミ拾いに変更になりました。
 
クルミの木はすぐ先にあるので、先に行って拾っていてということで
下を注意しながら歩いて行ったのですが見つかりません。
遅れてやってきた方々が梅の実より少し大きいが、
薄黄緑で表面が乾燥した梅の実のようなものをポイポイと
袋に入れていきます。
中には傷んだリンゴのような色のものもあります。
まさかと思って一つ拾い上げて割ってみると、中にはクルミが
入っていました。よく見れば至る所に落ちています。
 
クルミ拾いは今回が2度目です。一度目は小学生の時、
友達とクルミの木の下で探したものです。
その時も全然落ちてないねと友達とボヤいていたのを思い出しました。
 
もしかしたら・・・。
 
>>木の芽と細竹が専門のヨシダ
 
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 コラム:少し役に立つこと
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<MSE試験装置納品時には>
 
今回はMSE試験装置の納品時にパルメソがどのようなことを
行っているのかを紹介したいと思います。
 
納入するMSE試験装置はこちらからご覧いただけます。
https://palmeso.co.jp/mse/apparatus
 
基本的には連続4日間の納品日数で
前半2日間:搬入設置 → 動作確認 → 装置性能、精度確認 → 合格判定
後半2日間:取扱説明(講義)→ オペレーショントレーニング(実技)
のような流れで前半はパルメソのみ、後半は両社にてとなっています。
 
[納品1日目]
指定された設置場所の確認を行い、必要に応じて床の養生をします。
試験装置及び、付属品の荷下ろしをして、設置場所に運びこみ
装置の配置後、レベル出しをして設置完了。
ユーティリティー(電源、圧空、排気)の接続と
計測器の取付け及び、機器同士の接続を行うと装置に電源が入ります。
装置電源投入後には、フラッシングのためフィルターを取付けて
回路洗浄を実施し、同時に各動作に問題が無いかの確認をします。
洗浄完了後、検査成績書に則って メカ部精度(4項目)
エロージョン能力精度(2項目)、計測器精度(4項目)を
効率的な順番にて検査していきます。
 
[納品2日目]
引き続き、残りの検査を実施していきます。
エロ―ジョン能力は室温や水温などの影響があるので
装置が設置環境になじむことを考慮して2日目に検査しています。
全ての検査完了後には、出荷前と搬入後の実サンプル試験の
再現性確認を行って、試験結果に相違がないことも確認します。
以上にて装置の動作及び、性能精度に関しての合格判定を
検査成績書に記載してユーザー様へ提出します。
また実サンプル試験結果の報告も行います。
 
[納品3日目]
主にパルメソが装置を操作して、立上げから立下げまでの流れを
マニュアルに沿って、重要ポイントを講義しながら説明していきます。
ここではいかに「簡単な操作で試験が行えるんだ」といった印象を
持っていただけるかを意識しております。
立下げまでの説明が一旦終了したら、装置のメンテナンス部位や点検期間
長期間の装置停止時の注意点などの説明も行います。
大抵のユーザー様からは「実際に操作してみて理解が深まるな」とのご意見を頂きます。
 
[納品4日目]
いよいよユーザー様主体にて、実際に立上げから試験、立下げまでを
行っていただきます。(パルメソは後ろに立って見守っています)
マニュアルを見ながらではありますが、大体のユーザー様は
パルメソが口出しせずとも難なく操作をこなしていかれます。
実サンプル試験を解析まで行っていただいたのを見届けると
パルメソは安心、ユーザー様は安堵といった感じになります。
試験中は空き時間ができるので、納入物品などの確認や
補足説明などに当て、時には雑談などで
「装置上のタッチパネルが対話式になっているからいいね」とか
「試験結果の解析ソフト 作りこんでいますね」などうれしいお言葉を頂くことも。
 
最後にユーザー様の「大丈夫です」の御言葉を頂いたら
各書類にサインを頂いて完了となり、パルメソへの帰路となります。
 
>>ダナゾ 佐藤

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