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Palmeso Times

Vol.059 冬の長岡にはコレ/摩耗の世界

<本号の話題>
◆思いつくままに:冬の長岡にはコレ
◆少し役に立つこと:摩耗の世界
  
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 コラム: 思いつくままに
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<冬の長岡にはコレ>
 
豪雪地帯の長岡市ですが、昔に比べると積雪は少なくなっています。
私が小学生の頃は除雪車によって作られる壁は自分の背丈を
超えていたり、一面雪になった田んぼの上を凍み渡り(雪面凍結)で
小学校までをショートカットしたりしていました。
また更に過去には「38豪雪」という大規模な大雪があったようです。
当時の写真を見ると雪の塊をひさしより高く積み重ねたり、
ダンプカーで運び出す様子が記されていました。
それに比べると本当に最近は少ないです。

そんな冬の長岡での必需品の一つはスコップです。
車に一本は積んでおきたいです。昨今はゲリラ的に雪が降ることがあり、
半日で一気に積もってしまい車の周りは雪でいっぱい。
そんな時にスコップで雪をかき分けましょう。
(何とか頑張って車にたどり着きましょう)
 
また、長岡で欠かせないものといえばやはり「消雪パイプ」です。
知っている人も多いと思いますが、地下水を引き上げ散水して
雪を融かすものです。多くの道路に敷設されています。
雪が降るとセンサーで感知してすぐに水が出るので道路に雪が
ほとんど積もらず快適に車の運転ができます。
ただし、消雪パイプからの水が路肩に溜まることもあり、
歩道を歩く歩行者に水飛沫をかけないようにする心づかいをしましょう。
 
ちなみに長岡の道路が茶色いのは消雪パイプが鉄分を含んだ水を
撒いているのでその為です。道路の白線が見づらいです。
今シーズンは除雪の機会が多そうなので良い運動になりそうです。
普段はデスクワークが主なので。
 
>>雪だるま製造機 ヤス
 
 
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 コラム:少し役に立つこと
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<摩耗の世界>
 
「MSE試験で解決できそうな世界」をキーワードに
摩耗に関してこれから何回かにかけてブログります。
 
摩耗が発生すると性能や機能が低下するのみでなく、
寿命となって使えなくなったりします。
また、摩耗粉の発生は多くの問題を引き起こす要因にもなってしまいます。
問題がある分野は機械やインフラのみでなく生体材料などにも及びます。
このような理由から摩耗は発生しないように研究や開発がされています。
ちなみにSDGsでの低CO2やエネルギー効率化には直結した問題にもなっています。
 
摩耗自体を低下又は無くする方向は材料関係(被膜も含む)が主にあり、
表面粗さや表面性状があり、潤滑があり、
またケミカル反応が加わりと複数要因の制御が必要になります。
また互いのこすれ合う材料間の材質的相性があり、
ただ硬いのみでは制御できず、実験的知見が必要であるとの問題もあります。
(市場には相性の良いものなどの組み合わせデータがある)
専門に扱う学問領域はトライボロジーがあり、学会も構成されています。
 
MSE試験は材料の精密な強さ(分析レベル)を知る、と
投射力変化による投射粒子摩耗度合いの変化から材料性格を数値化できる
ところで貢献できます。
摩耗は主に表面材料に影響を受けることが解かっていて、
材料の薄い表面強さを正確に測ることは大きなアドバンテージになります。
摩耗を扱う場合には一考していただく価値があります。
 
https://palmeso.co.jp/mse/
 
次回以降は対象を絞ってより具体的にしてゆきます。ご期待ください。
 
>>とりあえず親方 松原亨

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