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Palmeso Times
<本号の話題>
◆思いつくままに:無意識の能力
◆少し役に立つこと:スラリーの役割
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コラム: 思いつくままに
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いよいよ東京2020オリンピック開幕となり、最初の競技ソフトボールが
今まさに始まりましたね!本日はスポーツのお話からお届けします。
<無意識の能力>
小学生の娘がテニスを習い始めました。
昨年の9月からなので、珍しく10カ月間続いています。
毎週土曜日は行き帰り含み約半日つき合わされます。
レッスンは1時間、生徒8人のクラスでコーチは1人。
なぜ珍しく続いているのか。
そのポイントは初日にあったのかもしれません。
柔軟体操から準備運動を20分くらいしてからやっとラケットを持っての練習です。
観ている私は、めちゃくちゃハードな準備運動にビックリ。
娘より小さい子よりもかなり遅れながらなんとかこなしてました。
いよいよコーチがボールのワゴンを持ってきてボールを打つ練習が始まりました。
ところがラケットの持ち方や振り方などまったく説明なしです。
空振りと、たまたま打てたが半々くらい。
レッスンが進み残り時間10分になった時、コーチから「チャンピオンゲームをしまーす!」の掛け声。
チャンピオン側へ2人が指名され、残り6人はチャレンジ側。
順番に1対1でゲームスタート。勝った人がチャンピオン側に行けて、人数が少ない分、沢山ボールが打てる仕組み。
ハードな準備運動、わけわからずラケットを振り、最後はチャンピオンになれるわけがなく、
「こりゃ~今日でやめると言い出すな」と確信。
ありがとうございましたの挨拶でレッスン終了。
私:「どうだった?」
娘:水筒にかぶりついていて無言・・・の後、
「た~の~し~かった~!」
私:「えっ」・・・無言 ←毎週土曜日、約半日束縛確定
私は正しいラケットの握り方、フォーム、
なぜそれが良いのかまでもを知らないと始められない頭になっている。
娘はそんなの関係なしで楽しく習って今ではかなり上達している。
これって頭で意識して能力を身につけるのとは違い、
難しいこと抜きで無意識の能力で身につけているから楽しいかも・・・
たぶん遊び感覚みたいなんだろうなぁ~。
そんなこんなで10カ月間、私の休日の半日がつぶれ続けています。
話しは変わり、スクールのロビーにテニスに関するマンガ本が沢山あり、
「Baby Step」というマンガがめちゃくちゃ面白くてささやかな楽しみになっています。
>>パルメソの炭治郎 石附尚
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コラム:少し役に立つこと
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<スラリーの役割>
こんにちは勝俣です。
前回はMSEのSlurry-jetによる精密なエロージョンに関してお話ししました。
今日は同じSでもスラリーの部分だけを少し掘り下げてみようと思います。
『Slurry スラリー』は『固体粒子』と『液体』を混ぜたもので、一般的に液体には水が使われます。
スラリーにするのは固体のまま扱うよりもハンドリングしやすくすることが主な目的です。
MSEのスラリーは一般的に微粒子スラリーと呼ばれるタイプです。
水と粒子径30µm以下の微粒子を混ぜたもので、かつ重量比を100:3くらいの低濃度で使っています。
微粒子は粒子質量が小さいので、ある速度以上で撹拌すれば、沈殿せずに濃度を一定に保つことができます。
また、低濃度ゆえ速度変化があっても粘性が変わりにくいので、
搬送部~投射部までスラリーの状態を一定にできるので、装置の管理が比較的楽になります。
MSE試験の特性上、繰り返し精度や安定性を保つには粒子重量を安定的に投射し続けることが求められます。
したがって、衝突粒子重量を管理することはとても重要なのです。
濃度一定のスラリーで扱うことで、一定粒子量を材料表面に安定して衝突させることができるだけでなく、
スラリーの流量を測定すれば衝突させる粒子重量がカウントできるのです。
さらに材料に衝突した後の粒子回収もスラリーであれば容易ですから、
一定量のスラリーを循環して試験することができるのも、
結果装置をコンパクトにできたのもスラリー化のおかげと言えるでしょう。
MSE技術解説
https://palmeso.co.jp/mse/technical
MSE試験ホームページリニューアルしました!
https://palmeso.co.jp/mse/
>>シグノ_ライトブルー 勝俣