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Palmeso Times
◆思いつくままに:プチ贅沢 自然派の日々
◆少し役に立つこと:ミクロな浮き彫り研磨はエッジボケをなくす?
我が家は長岡市の中心部から日本海方面に向かって10Kmの田舎の山あい(丘あい?)にあります。
田んぼと畑と森の山里といった方が良いかもしれません。
すぐ近くにある畑を耕作(家庭菜園よりは大きい)しています。
おふくろが全部の作業をしていて自分は食べる役でしたが3年前に他界したきっかけに夫婦で始めた次第です。
老化防止を兼ね?
もともと農家の倅だったため農作業はすべて叩き込まれていて、
鍬や耕運機の使い方はすぐにできましたが、どっこいそれだけでは農業はできません。
生き物、作物を育てる知見がないのです。さあどうする。
いつ植える、いつ肥料をどのくらいする・・・
膨大な経験が必要と、やっと気が付いても師匠はすでにいない。
その分野の本やネットからや、たねや苗を買うときに聞き込んで得られた情報と
ああじゃないこうじゃないと夜議論…それも楽し。
2年目から少しそれらしくなってきた。
・・ちょっと安心
わが畑は超新鮮な野菜を売るスーパーに早変わり
食卓が野菜だらけ。
加えて近くの里山は山菜の宝庫。
最初にとれるはフキノトウとセリ、次に控えしはこごみ・・甘味噌和えは絶品。
コシアブラ、ウド、タラの芽と続き、フキが伸びてきた、茎もよし。
遅めの根曲竹(ヘイチクとこの辺は呼ぶ)、まだまだ続きわずかずつ毎年ご賞味。
自粛ムードの連休でしたが田舎ならではのお楽しみ。
プチ贅沢 超贅沢・・料理担当 奥さんのおかげです。
>>とりあえず親方 松原亨
最近は材料の機能を向上させるための複合材が進化しています。
一般的に複合材はマトリックス材と強化材で成り立っています。
しかし、電池などでは機能材質はミクロな粒子でミクロな空孔が意図的に作られています。
セラミックスコンデンサー等では誘電体も電極も粒子の結合体で作られています。
これらの粒子はミクロン、サブミクロンサイズになり結合体の粒子自体はそれなりに強いですが
粒子間の結合は弱く、それが集合体になった部品の強度は極めて弱いといえます。
このような製品を観察・分析するにあたり研磨は大変困難を伴います。
変質を起こさないためには大きなエネルギー密度を伴った加工法は選択しにくいです。
小さなエネルギー密度の加工(例えばポリッシング)では
粒子自体の変形や離脱及びバリ状の表面になることがあります。
粒子衝突研磨のPERETでは表面から鍋底形状で順次研磨が進みます。
粒子が小さいため大きな脱落やバリ及び変形が小さく済みます。
その仕上がり面が他の方法と異なっています。
強い粒子自体はほぼそのまま残って、粒子が表面に露出した、
または粒子がばらまかれたような浮き彫り状研磨面になります。
粒子と粒子の弱い結合部やポーラス部は少し早く研磨され谷のような状態に残ります。
粒子の並びや密度の状態、周囲には浅い部分(斜め研磨)があり深さ方法の分布などが一気に観察出来ます。
また粒子間の結合の分析などにも利用できる可能性があります。
ポーラスや空孔の大きさによっては投射粒子が残ることがあります。
このようなときは粒子のころがあっても分析等に支障のない元素の選択も一つの方法になります。
試料が脆い、柔らかい場合は樹脂包埋で固定してからの研磨もおすすめです。
お試しください。
斜め研磨のPERET(ピーレット)
https://palmeso.co.jp/peret/
>>とりあえず親方 松原亨
最後までお読みいただき、ありがとうございました。