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Palmeso Times
◆思いつくままに:合否の決め手
◆少し役に立つこと:可視化することで問題クリア
☆秋だ!バイクだ!コラムに綴ろう!
3週間にわたって 小林→バーバラ→石附 とバイクをテーマに
コラムのリレーをお送りします。最終回のバトンは石附です。
<合否の決め手>
数十年前のことです。22歳の私は大型バイクに憧れて排気量無制限の
限定解除免許に挑戦しました。一心に750cc(ナナハン)に乗りたくて。
当時は自動車学校では取ることができず、いきなり試験場で試験を受けるしかありませんでした。
親切なバイク屋さんから古いけど試験車と同じGT750を借りて、
試験場近くの共同のガレージから試験場まで押して行って貸しコース料を払い毎日練習しました。
6月頃から初めて月1回ペースで試験を受けては落ち続けました。
夏の炎天下~初冬のみぞれの中と過ぎ、冬の長岡は雪があるので試験無し。
春に再開して、ちょうど1年経った6月に合格をもらいました。それはもう嬉しかったです。
気付けば練習時間は約500時間。まぁよく続いたなと。
そんなに練習して技量を身につけないと合格できないの?と思いますよね。
試験官は忘れもしない元白バイ隊員の高橋さん。
練習中に後ろにピッタリついてきてスラロームでは
2台の排気音がリズム良くハモるほど接近して技量をチェック。
めちゃくちゃ緊張したのを覚えています。
冬を越した春のある日、仕事前の朝練を終えてコース脇のベンチで
ボーっと「自分はどこが悪いんだろう」と思いながら他の人の走りを見ていたら、
試験官の高橋さんがバイクに乗って出勤してきました。
私の目の前で止まり、クルミをぽーんと1つ投げてくれました。
ゴーグル越しの目は試験の時より少しやさしかったような。
「ありがとうございます」と言ったらスーッと行っちゃいました。
その後の6月に合格しました。
若造には技量は当然のこと、「こいつは免許をあげても公道で無茶な乗り方はしないな」
と認めてもらえることが合否の決め手だったようです。
それを見極めるには試験態度だけではなかなかわかりませんから、
あきらめずに真面目に通い続ける普段の様子を見ていたんだろうなと。
合格してから知ったのですが合格率は1%の超難関だったようです。
挑戦する前に知っていたら「絶対に、間違いなく」やらなかったです!
バイクを手放してから随分経ちます。またバイクに乗りたいなぁ。
どなたか家族を説得する良いアイディアを教えてくださーい!
>>パルメソの炭治郎 石附 尚
3週連続でお送りした#バイクのコラムリレーいかがでしたか。
「またバイクに乗りたくなった」など熱いメッセージ頂いております!同様の方も多いのでは!?
熱い想いを胸に今日も一日がんばりましょう。
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https://palmeso.co.jp/mse/category/mailmagazine/
MSE装置によって処理された部分を形状計測するとすり鉢状のプロファイルを得ることができ、
(その1参照 https://palmeso.co.jp/mse/result/)
また、計測だけでなくCCDカメラも搭載しているので処理部を画像としてリアルタイムに観察することができます。
光学薄膜やフィルムなどの多層膜で形成されているものなどは干渉縞の様な模様がくっきりと見えてきます。
その状態のプロファイルを取得するとすり鉢の斜面はうっすら階段状に
なって画像でみた干渉縞模様と合致するのが分かるのです。
MSEユーザーの中にはそれらを利用して解析、開発に役立てておられると耳にします。
例1)
多層膜の製品を今までは断面カットしたSEM画像だけを見て材質違いでの判断をしていたが
強さの強弱では見えていなくお客様や上司には説得力が弱かった。
MSEで試験をした場合にはプロファイルデータを取得できるためそれらを重ね合わせることで
断面方向の強さ分布の観察画像としてSEM画像と並べて考察することにより説得力が強まった。
例2)
MSE試験の最中ずっと処理部のCCDカメラ画像データを動画にて記録しておいたそうです。
当然処理部の様子が時系列にて振り返ることが可能になるので、
試験終了後に出てきた結果を考察している際に、欠陥と思わしきプロファイルがあったため
カメラ画像を見返して見ると、確かに画像上でクレーター状のものを確認することができ、
新たな発見だった。
これらは今まで見えていなかったもの可視化することで問題をクリアできた事例です。
これに限らずMSE装置による解決法はいろいろあるのではと思われ
MSE装置が少しでもお役に立てているのだと装置を製造している者として、
MSE装置をなでなでしてあげたいなって。
https://palmeso.co.jp/mse/
>>ダナゾ 佐藤
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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