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Palmeso Times
◆思いつくままに:うちのカレーの話
◆少し役に立つこと:鏡面でない鏡面研磨・・防眩研磨
カレーはスパイスから作ります。
子供が小さいころに食べ物に何かと敏感になってしまい、ルーで作るカレーが食べられなくなった時期があります。
でもやっぱりカレーは食べたい!と、いろいろ勉強して我が家のカレーはスパイスから作るインドカレーになりました。
作るの大変そう、意識高そう、と思われるかもしれませんが、スパイスさえ用意してしまえば作り方は簡単です。
鍋にじゃぶじゃぶのオイルで玉ねぎを炒め、スパイスばさーっ、トマトどぼどぼ~、ヨーグルトに漬けたチキンも投げ込み
火が通るころには、大体インドカレーらしくなってきます。
最後に塩を入れ(これをいつも忘れる)、あとはココナッツミルクとかバターとかその時の気分でアレンジ。
甘口派がいるので辛みのスパイスは大人だけ後入れします。
カレーらしくするためのスパイスはたった3種類。ターメリック、クミン、コリアンダーです。
最初にこのカレーを作った時は色々入っているのがいいだろうとカルディで20種類もセットになっているスパイスを買いましたが、
3種で十分とわかってからは通販でドカンとまとめ買いしています。
何年か前に子供会の夏の集まりでもこのカレーを作りましたが、寸胴2つになみなみと作ったカレーは大好評でした。
野外で食べる爽快感も手伝って即完売。おなかいっぱいになったあとは肝試しと花火をして楽しかったなあ。
今年はお楽しみイベントも軒並み自粛でさみしい夏でしたが、
田舎の長岡では感染者も少なく、対策をとってローカルなイベントが開催されつつあります。
今月の4連休は道の駅「ながおか花火館」のオープニングイベント。
うちのカレー好きな子供も出演するので応援行ってきます!
>>総務のバーバラ
鏡面研磨は平坦度と表面粗さの両者を光の反射レベルまで高度化した表面の仕上げを示します。
平坦度の向上には固定砥粒研磨(研磨やポリッシング)が必須になります。
仮に表面にうねりがあり緩やかな凸凹状の場合は凸部を優先に研磨して最後は平面に仕上げます。
また複数の材質や混合物があって、それぞれの研磨速度が異なっていても
飛び出しているところを優先に研磨し最後は平面に仕上げます。
このような研磨は強固な定盤に砥粒を付着した砥石でないと実現できません。
最終仕上げの表面は最後に使った砥石の番手(粒子サイズ)のスクラッチ傷が残った粗さに仕上がります。
粗さは大きいが研磨速度は速いです。
表面粗さを光の反射として平行になる仕上げは通常ポリッシングと呼ばれる方法を使います。
イメージはシリコンウエハの表面になります。
平坦化研磨で残ったスクラッチ傷の除去と変質層の除去が目的になります。
固定砥粒方式では難しく柔らかい定盤と研磨試料の間に微小な粒子を挟み、
その粒子が転がるような磨きの方法です。
技術と技能が必要でその速度は極端に遅いです。
最近は微小エリアを対象に電子ビームやアルゴンイオンを使った
断面カットでカット面がそのままで観察に耐える仕上がりになる方法もあります。
原子や分子を高エネルギーで直接離脱させる方法で材質違いを無視できるカット法になります。
それなりに高速ですが変質しやすい材料は低エネルギーにするなど対応が必要になります。
装置コストは高いです。
PERET研磨では微粒子を大量に投射して研磨する遊離砥粒研磨の分類になります。
大きな凸凹の表面粗さが大きいとお思いですよね。
例えば0.3μmのアルミナ粒子での研磨面の表面粗さは金属でRa5~15nmと思ったよりも小さいです。
しかし光の反射では均一な薄曇りです。
この面をSEMやFT-IRでは鏡面と同じような画像やデータが取れています。
実は材料違いがあると研磨速度がわずかに変わり段差が生じ
SEM写真ではかえってシャープな画像になる場合があります。
鏡面ではないが代替する防眩レベルの研磨として仕上がり観察用表面として使えます。
https://palmeso.co.jp/peret/
>>とりあえず親方 松原亨 でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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