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Palmeso Times

Vol.121 教えて!AIさん!/材料の強度は均質が前提で設計に利用されるが薄膜等はどうか

<本号の話題>
◆思いつくままに:教えて!AIさん!
◆少し役に立つこと:材料の強度は均質が前提で設計に利用されるが薄膜等はどうか
 
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 コラム: 思いつくままに
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<教えて!AIさん!>
 執筆:キャットファーザー ケン

最近、巷で人気のAIさん。人間の代わりに色々考えてくれたり、
ときにはお友達にもなってくれます。
会話、画像生成、文章要約など、何でもこなす便利なヤツです。

私もたまにAIを使っています。主には調べものをするときです。
そういえば最近、長岡と言えば何?と聞かれて困ったことがありました。
生姜醤油ラーメン、イタリアン、長岡花火、何かありきたりですよね。
そこで、今回はMicrosoft Copilotさんにお越し頂きました。
新潟県長岡市と言えば何が有名?

AI「新潟県長岡市といえば、花火・グルメ・歴史・自然が
ぎゅっと詰まった魅力満載の街です🎇🍜🌾」
(なんと絵文字付き!?)

イベント:長岡花火、牛の角突き、米百俵祭り
グルメ:栃尾の油揚げ、洋風カツ丼、生姜醤油ラーメン、へぎそば
観光:寺泊魚の市場通り、悠久山公園、越後丘陵公園、摂田屋の醸造文化
歴史・人物:河合継之助記念館、山本五十六記念館

AI「長岡は、歴史と革新が共存する街。」

私よりも詳しいですね(汗)
AIともっと仲良くなって、いろんなことを教えてもらわなくちゃ。

そういえば、我が家のネコは普段何を思って過ごしているのだろう。
腹減った(にゃ~!)、おやつ(にゃ~⤴)、遊ぶ(そっと横に座る)
はわかるけど、ぼーっと外を眺めているときは何を考えているのだろう。
教えて!AIさん!


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 コラム:少し役に立つこと
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<材料の強度は均質が前提で設計に利用されるが薄膜等はどうか>
 執筆:とりあえず親方 松原亨

一般的に材料の内部には大小の欠陥等が散在していることが
当たり前です。そのような材料設計においての強度は
カタログ値を基準に安全率をかけて用に供します。
この安全率の中に材料内部のバラつきなどによる強度差を含みます。
構造材はこのような安全率が便利に使える分野です。
しかし、安全率が使いにくい分野があり、
その場合は材料の均質性が問われます。
例えば衝撃荷重が加わるもの、繰り返し応力が加わるもの、
脆性材料で欠陥起点のクラック進展が起こりやすいものなどが
挙げられ、欠陥の存在確認が必要になります。
さらに、薄膜等はその作成方法由来での内部欠陥発生の確立が
それなりにあり、小さな欠陥でも膜厚比で強度の低下が
クローズアップされ、使用中や劣化などで突然の破壊や
耐久性低下及び性能低下などを引き起こす場合があります。
 
より高負荷や軽量化及び高性能が求められる場面では
強度の限界的な設計になりがちで、
欠陥の無い均質な材料が要求されます。
特に薄膜や表面処理は期待性能を得るために均一性が求められ、
かつ機械的な強度や耐久性が求められます。
ここで課題が生じます。薄膜や表面処理は自社調達になり
均質性保証を自前で確認する必要が生じます。
さらに薄膜や表面では寿命による材料強さはわずかな変化でも
膜全体の性能低下になる可能性があり同様に確認する必要が生じます。
仮に多層薄膜であれば各層の強さを知ることはもちろん、
劣化によってどの層の変化がどのように進行するかも
重要な情報になります。

このような薄膜や表面の強度の特定や変化の特定は
表面からの高分解能な強さ分布を知ることがポイントとなります。
要は断面の精密強さ分布の分析ができるようになれば、
欠陥や強度変化及び劣化変化が判り設計や品質保証に
貢献できる情報となります。

MSE試験はそのような強さの断面分析情報を提供する目的で
開発されました。試験では深さ計測するために
形状計測器にてエロージョン痕を計測します。
試験毎に繰り返し計測した形状計測の重ね合わせ画像は
断面の欠陥等を可視化します。
同じ形状計測結果から深さ方向の強さ分布を取得します。
薄膜や表面処理の結果を強さ尺度で断面観察や強さ分布から
欠陥の有り無しや精密な強さ比較及び劣化変化などの分析に役立ちます。

○MSE技術解説
https://palmeso.co.jp/mse/technical#link1

 

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