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Palmeso Times

Vol.104 年末の大掃除とは/お客様とのMSE試験Q&Aをほんの少し

<本号の話題>
◆思いつくままに:年末の大掃除とは
◆少し役に立つこと:お客様とのMSE試験Q&Aをほんの少し

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 コラム: 思いつくままに
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<年末の大掃除とは>

突然ですが、毎年、年末には大掃除をしますよね。
しかし、いったいなぜこのような風習が出来たのか
疑問に思い調べてみることにしました。

年末の大掃除とは、1年分の家の汚れを掃除して清め、
年神様を迎えるための準備をする行事なのだそうです。
※年神様は新年に幸せをもたらすとされています。

12月13日は「煤払い(すすはらい)」の日として、
江戸時代、江戸城の大掃除が行われ、これが庶民の間にも広まったとか。
江戸時代から現代に至るまで続いていたなんて驚きですね。

調べるついでに知った汚れの種類を紹介します。
汚れは主に「ごみ」と「こびりつき」の2種類に分類されます。

【ごみ汚れ】
例. ほこり、髪の毛など
主に掃き掃除、拭き掃除、掃除機ができ簡単に除去可能。

【こびりつき汚れ】
例. 水あか、尿石、油、手垢、カビ(雑菌)、など
界面活性剤や中和反応を使った掃除、
漂白剤や物理的に削る方法(頑固な場合)、
アルコールで拭き取るなどの掃除方法があります。
ごみ汚れと違い掃除に時間が掛かるのが特徴です。

我が家での私の掃除担当は、主に浴室です。
まずは日常的にカビが発生しにくい環境にし、
排水溝に溜まるごみは簡単に掃除できるよう
使い捨てのネットに変更する工夫をしています。

今年も掃除をしっかり行って、新年を清々しく迎えたいです。

>>トランザム加藤


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 コラム:少し役に立つこと
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<お客様とのMSE試験Q&Aをほんの少し>

私がMSE試験装置を開発製造するようになって
早いもので13年になります。
装置納入や定期メンテナンスでいろいろなユーザー様にお会いし
また、展示会など出展の際には説明員としてお客様の応対もしました。
その中で受けたQ&Aの一部を紹介いたします。

Q1:
装置は今までにどのくらい納められたのですか?
A1:
MSE試験装置とPERET研磨装置併せて50台程度になります。
MSE技術を応用した特注装置も複数台実績があり、
難易度の高い特殊用途にも対応させていただいております。

Q2:
どういった業種の方からの依頼がありますか?
A2:
以前にはセラミックス系のコーティング膜がほとんどでしたが
最近は樹脂系や塗装系などの有機系の依頼が増えてきていています。
水に弱い材料以外どんな素材にも対応できる試験法なので
その時々の開発トレンド主流になっている素材の
依頼が来ることが多いです。
このところは塗装系多層膜の各層強さや界面強さ評価、
樹脂劣化による精密な表面強度低下の可視化などが多いです。

Q3:
どんな職種からの依頼が多いなどありますか?
A3:
開発の方がほとんどで次いで品質保証の方が多い印象です。

Q4:
機密があるので装置導入して社内試験することに決めたが、
自分たちで新しい試験条件を探るのは大変そう、さらに
その結果の評価にも不安を感じるがサポートはしてもらえる?
A4:
弊社にはこれまで受託試験で数千件の試験評価実績を保持しています。
対象サンプルと評価の目的を頂けたら試験条件設定をアドバイス可能です。
また、難しいサンプル試験の場合は弊社に送っていただき
試験条件出し探索を行いその結果を報告するサービスも行っています。
最適な評価方法となるよう二人三脚でサポートさせていただきます。

以上、思い出せたのはほんの少しですが、
この他にも気になることはたくさんあろうかと思います。
お気軽にメールや電話でお問合せください。

○MSE試験法のご紹介
 https://www.palmeso.co.jp/mse/
 

>>ダナゾ 佐藤

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