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Vol.039 長岡との出会い/異物探し研磨 

DATE:2021.03.18
Category:メールマガジン

本号の話題

◆思いつくままに:長岡との出会い
◆少し役に立つこと:異物探し研磨

思いつくままに:長岡との出会い

私の地元は長岡市から車で約50分ほどにある背油ラーメン、洋食器で有名な燕市です。

長岡との最初の出会いは、歳を感じますが30数年前です。
父に連れてってもらった市営のスキー場や家族で行った悠久山の花見だと思います。
今はスキー場はやってないみたいですが、当時は雪が物凄く多くてワクワクしたのを覚えてます。

2回目の出会いは高校受験です。
その頃になると長岡の事は全く頭にはなく、長岡を受験するのは考えてなかったです。
受験きっかけは、当時の担任から勧められ、なんとなく受験して受かってしまい、
もう受験勉強もしたくなかったので、そのまま進学しました。
でも通学の事はあまり考えてなく、いざ通学となると大変でした。

燕三条駅から弥彦線に乗って、東三条駅で信越本線に乗り換え自宅から学校まで約1時間半近く。
さすがに立ち寝は出来なかったですが、座れる時は爆睡でした。

長岡花火との出会いもこの頃です。
有名なのは何となく知ってましたが、見た事はなく初めて見たときは、
うまい言葉が見つかりませんが感動と衝撃が混ざった感じでした。
今では長岡花火の時期になるとソワソワで、大花火音頭が流れると一緒に口ずさんでます。
今年は開催できるといいなと思います。

高校生活は友達にも恵まれ楽しい3年間を送ることができました。
長岡では先週末に公立高校入試の結果発表がありました。
まだ感染症で大変な状況下ですが、4月からの新高校生も楽しい新生活が過ごせるといいなと思います。

>>カインズ好きのリエッティ

少し役に立つこと:異物探し研磨

材料内には異物フィラーや欠陥が意に介さず混入していることがあります。
そのサイズはミリメートルからミクロンと小さいものまで存在します。
それら異物は材料の機能低下や強度低下を引き起こす原因に
結び付くために、有無や分布状況を確認する観察が多くあります。
これらの観察結果は材料や設計や品質保証にフィードバックされる情報になります。

異物は材料のどこにあるかは外観からはわかりません。
この時PERET(ピーレット)の斜め研磨が役立ちます。
鍋底状の研磨痕には表面から深さ方向の情報が□2mmの面積で広く表面に露出しています。
「表面から深さ方向の情報」がポイントになり、かつ広い面積です。
平坦研磨やイオンエッチング研磨と異なるところで、
走査電子顕微鏡(SEM)で幅広くかつ深さ方向まで同時に探索できます。
異物の位置が深い場合は繰り返し研磨とSEM観察になりますが、
PERET研磨の加工簡易さが繰り返し研磨を楽に早く進めることにつながります。

異物の発見は研磨速度の違いから強調露出され、観察しやすい状態に現れます。
周りの材料より異物の研磨速度が遅い場合は浮き彫り状に現れ、異物が弱く研磨速度が速い場合は窪みになって表れます。
材質違いの分析はX線分光(EDS)やX線光電子分光(XPS)などで行うことが可能になります。

目的の精度に合った粒子選択や研磨条件の選択がより良い研磨面を作ります。
材料や構造に合った研磨条件等は弊社にあるデータベースから選択することが可能です。一度お試しください。

斜め研磨のPERET(ピーレット)
http://palmeso.co.jp/peret/

>>とりあえず親方 松原亨

最後までお読みいただき、ありがとうございました。