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Vol.008 ヘビを捕まえて/強さとモノや材料の豆知識

DATE:2020.07.02
Category:メールマガジン

本号の話題

◇思いつくままに:ヘビを捕まえて得意げになった話
◇少し役に立つこと:強さとモノや材料の豆知識

思いつくままに:ヘビを捕まえて得意げになった話

朝保育園に子供を預けに行くと、園庭にヘビが現れたようでちょっとした騒ぎになっていました。
なぜか私がなんとかする流れになり、滝川クリステル似の美人先生が虫取りアミを授けてくれました。

子供たちと先生が教室の窓に張り付いて見守る中、逃げ回るちびっこヘビを格闘の末なんとか網の中へイン!
応援団からは一斉に「おお~!」の歓声。

息子よ、母は保育園の平和を守ったよ!
と振り返ると、みんなの輪の外で一人ミニカーを走らせる息子。オイッ!

母の雄姿を見逃した息子はさておき、みんなからヒーロー扱いしてもらい朝から得意げの私でした。

クリステル先生から「ヘビが平気なんてかっこいいですね!」と言われましたが、
虫が苦手な私にはとってはいつもダンゴムシやカエルで子供と遊んでくれてる先生方の方がよっぽどかっこいいですよ!
みんな得意不得意はあっても助け合うと上手くいくものですね。

得意不得意をうちの子、ピーレット君に例えますと、この子はまっすぐ平らに削るのは苦手ですが、
「うっすらナナメ」に削るのが大得意です。「斜め」です。
今までにないタイプの研磨なので近づきがたく感じるかも?
だけどわかってしまうとアナタの不得意のお助けになるかもしれません。

PERETホームページ
https://palmeso.co.jp/peret/

>>総務のバーバラ

少し役に立つこと:強さとモノや材料の豆知識

「強さ」というと、どんなことをイメージしますか。
社会的強さ、人間的強さ、精神的強さ、物理的強さなどが浮かぶかもしれません。

今回はモノや材料の強さに絞って少し書いてみます。
専門的には、強さは「機械的特性」と言います。
押したり、引っ張ったり、曲げたり、たたいたり、摩擦や摩耗など、その耐久度合いを示す数値で種類は数多くあります。

ところで強さはどの様にして測るのでしょうか。
実はモノや材料を壊してみないと測れない尺度なのです。

例えば
ゴムを引っ張ると伸びてゆきますが、引っ張りを止めると元に戻ることがわかります。
しかし、それ以上に引っ張ると元に戻らず伸びたままになったり引きちぎられたりしてしまいます。

通常のゴムの使い方は、力を抜いたら戻る所で使います。
その限界は、戻らなくなるところまで引っ張ってみる、すなわち、破壊が始まる所が判ることで強さを示しています。
鉄や樹脂なども同じようにして破壊する試験を行っています。

モノや材料はなぜ一つ一つ測っているのでしょうか。
同じモノや材料でも、作り方や配合で強さが変わるからなのです。

少し詳しく説明すると、世の中に使われている材料は、多かれ少なかれ様々な材料が混ぜて作られています。
できる過程で均一でなかったり、欠陥ができたり、不純物が混ざったり、同じ材料でも強さが変わることが強さ違いの理由の一つになります。

まして材質が変わると、大きな強さ変化が発生してしまいます。
このような理由から一つ一つ測らなければいけないことがわかります。

ところで材料が小さくなったり、薄くなったらどのように強さを測るか興味ありますね。

世の中には塗装やメッキや表面コートなど、モノでは半導体や電子部品など、超薄くなった材料が多く使われています。
面白い強さを測る方法があります。

以降からの回で順次紹介してゆきます。お楽しみに!

興味ある方は一度下記のホームページを覗いてみてください。
https://palmeso.co.jp/mse/
「MSEで材料との新しいコミュニケーションが始まります!」
~お役に立ちますように~

>>とりあえず親方 松原 亨 でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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