Vol.046 1年間の成果をご報告/MSEのSについて
<本号の話題>
◆思いつくままに:1年間の成果をご報告
◆少し役に立つこと:MSEのSについて
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コラム: 思いつくままに
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<1年間の成果をご報告>
ちょうど1年前に「内臓脂肪減らします。」とここで宣言しました。
過去記事 Vol.017 https://palmeso.co.jp/1168/
2020年7月当時
身長181cm 体重88.5kg
体脂肪率21.0% 脂肪量19kg
基礎代謝2003kcal
内臓脂肪レベル12
アスリート指数84
1年たったので、今年44歳になります。
まだシニアバスケを続けていて、ジムに通いトレーニングも一生懸命やってます。
正月太りで93.5kgになったことも記録しているアプリで、ジムに行った日数を数えたら・・・
この1年で196日!他の日にはバスケの練習もしているので・・・
年間の2/3は動いてます。
で、やっぱりオーバーワークなんですよね・・・
この1年で腰椎L4L5のヘルニアが再発して、L3L4も疑いあり。
C5C6C7も軽度のヘルニアになりました・・・涙
背骨の間隔が縮まって相対的に足が長くなったことにします。
2021年6月末現在
身長181cm 体重87.5kg
体脂肪率20.8% 脂肪量18.2kg
基礎代謝1968kcal
内臓脂肪レベル12
アスリート指数81
一生懸命やったのに成果が出てない・・・
中年のオーバーワークはダイエットや内臓脂肪に効果なく、軟骨に負担をかけることが実証されました。笑
最近は、ウエイトトレーニングを減らし、YouTubeでいろいろ調べて可動域と動かし方をいろいろ試して、
無理に鍛えるよりも中年でも動かせる身体を目指しています。
僕のハマりは『コモドドラゴンスポーツ』『ハマロビクス』『マッスルグリル』です。
コンセプトは『欲望と鍛錬のハザマ』。
>>ローディー丸山
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コラム:少し役に立つこと
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<MSEのSについて>
こんにちは勝俣です。
前回はMSEのE、『Erosion』についてお話ししました。
過去記事 Vol.014 https://palmeso.co.jp/1145/
今回はMSEのS、『Slurry-jet』についてお話しします。
『Slurry-jet』は『固体粒子』と『液体』を混ぜたスラリーを
大量の『圧縮エア』で噴射することでできる噴流のことです。
MSE試験が材料の強さを高分解能で精密に測定できる、その秘密を詰め込んだ『Slurry-jet』の中身を紹介します。
まず、『個体粒子』です。
粒子サイズはマイクロメートルなので質量は小さいですが、エアで加速して高速衝突すると、
金属やセラミックスなどの硬い材料だけでなく、粘弾性の強いゴムやエラストマーなども削ることができます。
とはいえ、1個の粒子での損傷は粒子の数十~数百分の1程度と微々たるもので、定量できるような状態ではありません。
つぎに、『水』は粒子衝突を安定制御する役割を担います。
スラリーにすることで粒子を安定搬送し、1秒間に数億~数百億回の粒子衝突を保証します。
噴射時には大きな質量による慣性効果で粒子加速を効果的に行い、かつ、ジェットを平行に保って材料表面に届けます。
衝突時には粒子の食込みを防ぎ、洗浄作用で表面を清浄に保ちながら、粒子衝突により発生する熱を冷却します。
ちなみに粒子よりも大きな質量をもつ液滴ですから、加工力は0ではありませんが、
粒子のそれと比べると1/100未満なのでエロージョンに対する影響はほとんど無視できます。
最後に『圧縮エア』はスラリーの加速源です。
2~4気圧程の圧縮エアをスラリー体積の100倍ほど噴出させる過程で、
スラリーを“霧状”にして低圧かつ100m/s程度まで高速に加速します。
粒子は加工に、水滴は洗浄に、そのエネルギーを振り分けられるのです。
MSE技術解説
※ページ中程にスラリージェットのイメージ図があります。
https://palmeso.co.jp/mse/td/
各要素についてはもっと詳しいお話をどこかでしようと思います。
次回のブログメルマガではMSE試験の“S”をさらに掘り下げ、スラリー部分のお話しすることにします。
>>シグノ_ライトブルー 勝俣