メルマガvol.8 MSE試験とエンピツ硬さ試験の比較

困りごと№2
「コーティング評価のエンピツ硬さ試験は、膜自体の評価としては満足していない」
「下地の影響を受けているよな、数値化と繰り返し性も・・・」

こんなお悩みのために、MSE試験エンピツ硬さ試験を比較してみました。
使用したサンプルは、2種類の樹脂基材(PMMA・PC)に同じ材料のハードコートを塗布したものです。
基材PCは膜厚違いの3種類を比較しました。

サンプル 膜厚μm 基材 基材違いの比較 膜厚違いの比較
A 11 PMMA
B 11 PC
C 9 PC
D 6 PC
試験結果の注目ポイント①

基材違いの同じ膜質、同じ膜厚の結果 … サンプルA (PMMA)・B (PC)

基材違い・同じ膜質・同じ膜厚 エンピツ硬さとMSE結果比較

基材単体のエンピツ硬さは、PMMAが3HでPCが2Bです。
PCよりPMMA基材が硬いことが影響していて、同じハードコート材料の同じ11μm膜厚ですが、エンピツ硬さの結果は大きく違います。
MSEのエロージョン率は、基材PMMAの膜が0.385μm/g、基材PCの膜が0.389μm/gと等しく、基材に影響されずに膜自体を測れています。

試験結果の注目ポイント②

膜厚違いの同じ基材上の同じ膜質の結果…サンプルB (11μm)・C (9μm)・D (6μm)

膜厚違い・同じ膜質・同じ素材 エンピツ硬さとMSE結果比較

同じハードコート材料ですが、膜厚が6μmから9μmに厚くなるとエンピツ硬さの結果は大きく違っています。
MSEのエロージョン率は、膜厚6μmが0.380μm/g、膜厚9μmが0.364μm/g、膜厚11μmが0.389μm/gと等しく、膜厚に影響されずに測れています。

【エロージョン率グラフ】

エロージョン率グラフ

従来のエンピツ硬さ試験などにプラスして、MSEの精密な機械特性の可視化がお役に立てればと思います。

キーワード

①基材(下地)に影響されずに膜の強さを測りたい。
②膜厚に影響されずに膜の強さを測りたい。
③表面から深さ方向に連続した強さ分布を測りたい。
多層各層・処方違い・配合違い・反応領域強さ・密着情報・・・

ハードコートの新たな設計技術の 構築をする価値

なぜMSEはこのようなことができたのか?

弊社ホームページを是非ご覧ください。

1.他の試験法との違いはこちら
http://www.palmeso.co.jp/compare.html

2.MSEのメカニズムはこちら
http://www.palmeso.co.jp/aboutMechanism.html

お気軽に質問等をご連絡ください。

メールマガジン購読希望の方は下記からご連絡をお願いいたします。
メルマガ登録はこちら