ブログメルマガ カバー曲もいいもの/セラミックスは「硬くて脆い」

本号の話題

◆思いつくままに:カバー曲もいいものですね
◆少し役に立つこと:セラミックスは「硬くて脆い」
 

思いつくままに:カバー曲もいいものですね

小学生の娘に影響されてハマっているもの第二弾です。
それは、You Tube です。

娘は「ゆーぽん」が好きでクレーンゲームの動画やマンガ鬼滅の刃の関連を観ています。

どれどれと、ちょっと流し見をしていたら、
kobasolo(コバソロ)というチャンネルのカバー曲が目につきました。
けっこうな数の曲があるので、カバー曲ってそんなにいいもんなの?
と思い聴いてみたのがきっかけです。

原曲は男性ボーカルのものを女性がカバーしているのが聴きやすいというか、やさしい感じが良くて。

例えば
コバソロの杏沙子さん・菅野樹梨さんが歌っている、back number(バックナンバー)さんの曲。
相沢さん・春茶さんが歌っているofficial髭男dismさん・瑛人さん・wacciさんの曲などなど。

もう一つ、ピアノ演奏も良いですよ!好きな演奏者は「よみぃ」さんです。
沢山の曲を演奏されていますが、なんと言ってもマンガ 鬼滅の刃の「紅蓮華」が最高です!

よかったら聴いてみてください。

>>パルメソの炭治郎 石附 尚

少し役に立つこと:セラミックスは「硬くて脆い」

 
セラミックスは元素と元素がくっついて化合物という新しい材質になったものを示します。

強さに関して一般的に「硬くて脆い」と表現され、
身近にあるものでは瀬戸物や宝石などがイメージされます。
宝石のダイヤモンドはセラミックス材料中(本当は炭素)で一番強く「硬い」、
自然界でできた単結晶(不純物や欠陥がなく原子の並びが規則正しい)材料です。

人工的なセラミックス材料としては2つの形態があり単結晶と焼結の違いになります。
ちなみに人工的とは生活や産業にとって有用な材料として人の力で制御して作ることを示します。
単結晶は欠陥がない材料で宝石のように強いですがコストが高くなり、
焼結品は欠陥があったり不純物が入ったりして
どうしても弱くなりますがコストが安いメリットがあります。

強さの話に戻ります。
セラミックスは、本当は強い材料ですが大きな欠点として伸びが少ないため「脆い」となってしまい、
実際にすぐ割れるなどのイメージが付きまとっています。

まず強いことから、強さの尺度は弾性限度と破断強度そして硬さなどの方法で測られます。
引張試験で荷重をかけて引っ張ると永久変形しない限度までの強さが弾性限度で、
その後永久変形が始まり破断に至る最大強さが破断強度とされ
単結晶品は鉄などに比べて格段に強い数値を示します。

この試験で加えた荷重当たりの伸びを示す数値が計算され、
強さの指標のヤング率(弾性率ともいう)も計測出来て単結晶はやはり格段に高いです。

硬さは永久変形を示す指標(打痕や摩耗の耐性を見る)でやはり格段に強い材質です。
しかし、脆さの指標となる弾性限度と破断強度の間の伸び量で測ると極端に狭く、
弾性限度を超える荷重をかけるとすぐに破断してしまうことになり脆いと示されます。
曲げ試験でも同様なことが計測されます。
実感覚とあっていますね。

もう少し説明すると、硬さが高い物同士がぶつかるとお互いに変形しないため
大きな力が生じてしまい破断強度をすぐに超えるため壊れやすいとなります。
加えてセラミックスは伸びがないことで少しの表面破壊や損傷が一気に全体に伝わり破壊につながる、
すなわち壊れやすい材料とされます。
単結晶でさえこのような特性であり、ましてや焼結品では
欠陥や空孔そして不純物などがあり強さや壊れやすさが増幅されてしまいます。

その結果セラミックスは「硬くて脆い」と言われています。

そのようなことがわかっていてもセラミックスは多くのところで使われています。
それは際立った特性を持っているためで、例えば高温に耐える、
変質しにくい、摩耗に耐える、変形しにくい等々があげられます。

また、セラミックスの研究が進み強さの制御や品質の制御が向上したことも挙げられます。
強さの欠点をカバーするような技術も開発進化が継続中です。
これからも増えてゆくと予想され「第2の石器時代」とも言われているようです。

このようなセラミックスの強さ特性はMSE試験でも正確に確認できます。
単結晶や焼結材料はもちろん、最近の薄膜コーティングや
多層コーティングの分布を正確に測れます。
最近は劣化や表面処理の変化特定依頼もあり取り組みを始めています。

興味のある方は問合せ下さい。
https://palmeso.co.jp/mse/contact/

>>とりあえず親方 松原亨 でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。