熱可塑性樹脂の熱劣化試験

耐熱性樹脂の劣化度を評価した事例です。
引張試験などのバルクの特性変化ではなく、強さの劣化度を表面から深さ方向の分布として見える化できました。

サンプル

サンプル

自動車部品・電装部品に利用される耐熱性の樹脂表面の劣化度をMSE試験を用いて調べました。

試験法の基礎

エロージョン進行グラフ

80℃と140℃ではエージング時間にともなう強さの変化に差があることがわかりました。

試験法の特長

試験法の特長

これまでの試験方法で劣化による機械特性を調べる場合、 専用のサンプルを作成して引張試験などを用いてバルク全体の特性の変化を知るより他にありませんでした。
MSE試験では、材料の表面から深さ方向のエロージョン率分布グラフから、劣化度と劣化深さの特定が可能です。 プラスチックに限らず、ゴムやコーティングなど評価が難しい材料の劣化特性の分析に有効な試験です。

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