ゴム材質の強さ比較と表面変質層の調査

目的

  1. ゴム材料のエロージョン強さの比較
  2. 成型品表面に発生する変質層の調査
試験結果

各種ゴムシートの表面~内部の強さ分布を取得
全体の平均エロージョン率と、表面変質層厚さを特定。

評価
1.材料固有の強さが明確になる。

応用例)・材料選定時のスクリーニング
・処方・成型条件と強度の関係

2.表面から内部の分布を可視化できる。最表面の弱い層の厚さ、強さが明確になる。

応用例)・成型時の変質層特定
・表面改質処理層の確認
・熱・紫外線・オゾン等での劣化度調査

試験結果詳細

1、エロ―ジョン率進行グラフ

投射粒子量(投入エネルギー量)に対する エロージョン深さ(損傷量)のプロット

  1. グラフの傾きが小さいほど強い。
    各材質固有の強さがあることがわかる。
  2. グラフが直線に近いほど均質なことを示す。
    SBR,EPDMなどは均質、Q、NRは曲りくねっている。
  3. 深さ一定のラインでの投射量比較は耐久性の指標となる。
    ラインを引く深さによってランキングは変わる。

2、エロ―ジョン率分布グラフ

各深さにおけるエロージョン率(強さの指標)のプロット
(エロージョン進行グラフの傾き)

  1. エロージョン率が小さいほど強い
  2. 縦軸に平行なほど均質である。
    殆どのゴムで最表面に弱い層が存在する。
    Q(シリコーンゴム)は内部の強弱分布が顕著。

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